「近くに休めそうな場所が無かったので、もう少し先へ進むです」「寄り道しすぎなんだ、お前は」「だって放っておくのもアレじゃないですかー…おや」
「誰ですか、可愛い可愛いKhajiitにゃんを襲って放置したのは…ぶっころしますよ」「お前、最近ほんとに…素だろ、それ」
傾斜になっている道を進むと、突然前方から子供が二人走り寄って来ました。
「ねえねえ、旅の人! 僕達が見つけた珍しい品を見て行ってよ!」「珍しい品だよ、欲しければ売ってあげるから、見て行ってよ!」「Dwemer機械の部品じゃないか…どうしたんだ、これは」
「ずっとずーっと西にある古い橋の近くで見つけたんだ!」「場所が知りたい? ねぇ、知りたい?」珍しくMarcurioが率先して興味を示したと思ったら、思い切り子供に絡まれています。
面白いので観察です。
「どうせタダでは教えられない…ってオチなんだろ」「ほんの少しだけだよ! お兄さんが酒場で一杯のアルコールを我慢する程度でいいさ!」「お手頃価格だよ! 今ならこの部品も大特価で譲ってあげるよ! 年に一度のチャンスだよ!」「いや、そんなガラクタはいらん」そう言いつつ部品に視線が彷徨ってるあたり…子供たちにも気付かれて、ますます詰め寄られています。
うーん…この子供達、なかなかのFake Tongueです。
「買えばいいじゃないですか」「初級魔術師である非力な俺に、こんな重いものを持てと? 荷ラバじゃないんだぞ」…誰が初級で、誰が非力です?
「橋の場所は、Markarthの北みたいですね」「ほう…用事のついでに寄れそうな距離か」「距離よりも、道がちゃんと有るかによるような…あ、Legionです」
「街道のパトロールか」「そうみたいですね…Legionを見ると何となく、隠れなきゃいけない気分になるです」「やましい事がないなら堂々としてりゃいいだろ」「そうなんですけど、なんとなく…あれ、こんな所に祭壇です?」
「Dibellaの祭壇か…そういえばMarkarthはDibellaの寺院があると聞いた事があるな」「という事は、そろそろ近づいてきてるです…」
「…ね?」ええと。
「な、なんです! 今のはなんです?!」
「馬が首のない人を追いかけて…あ、追い抜かれた!」「抜かれたな」
「お化けの追いかけっこですか! なんなんですか!! …あ、コースが分かれた!!!」「…分かれたな」
「えええ、なんですか、これは何ですか! 泳いで行きましたよ!!」「分かったから、とりあえ」
「合体してるー!!!」「…ず、落ち着け」
「落ち着いていられますか! 追いかけますよMarcurio!!」「オイ」*奇想天外四捨五入 出前迅速落書無用*PR