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Skyrimねりあるき
20 . September
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09 . January
突然ですが、牢獄からこんにちは。

殺害された帝国軍のスパイの女性が、利権を取り戻したがっていた鉱山の中です。
別に狙って侵入したわけではなく、本当に普通に捕まりまして。


「でね、聞いて下さいよ! ちょーっと首をスパンとやっちゃっただけなのに、短剣は二度と使うなとか言うんですよ!」
「俺はあんなナマッチョロイ武器よりも、斧の方でたたき割る方が好きだがな」

元より捕まっていたForswornの方々と、雑談まじえつつ銀鉱脈を掘っていたりします。
得体のしれない恐ろしい原住民のような扱いをされていたForswornの方々ですが、話してみると案外普通にいい人ばかりです。
あれですか、少数派はどこでも悪く言われるものなのですか。





「何故お嬢さんみたいな毛色の違う人間が、こんな所に居るのかと思えば」
「うっかり大量殺人したのは確かなのですけど、そもそもあっちが襲ってきたです。私は悪くないです」
「正当防衛ってことだね」
「だいたい、私に調査依頼してきた人間まで、私が殺す意味が無いじゃないですか! あれは確実にSilver-Bloodの仕業ですあの野郎、彼はただ子供が安心して暮らせる環境を、求めていただけなのに!!」

この件に関わるきっかけであった依頼主を殺された事を思い出してキーッとなっていたら、落ち着きなさいと窘められました。

「Thonar Silver-Bloodは、Forswornの王に取引を持ちかけたのですね。この街で起こる都合の悪い事を、Forswornを使って片づけろと。代わりにお前たちの死刑執行は取り止めてやると。王はこれに頷いて、連絡の繋ぎとしてSilver-Bloodから紹介されたNeposという男を伝達係として使っていた…」
「それが君の見立てか」
「ところがどっこいこのNeposはそもそもForswornで、正体を隠して長年Silver-Bloodに仕えていた密偵だったわけです?」
「何故そこで疑問符になるんだい」
「あちらが回りくどい言い方するものですから、ところどころ混乱してまして。えーと、ともかく労働者として街中に放ったForswornを監視してSilver-Bloodからの命令を与えつつ、同時にForswornの王の命令も叶えてたって立場ではないかと。そんなもんですから、Forswornの事は完全に掌握できると思っていたSilver-Bloodに誤算が生じまして、自分の意図せぬ所からForswornの反撃…反乱? を受ける事になり、もういっそ邪魔なForswornごと始末してしまえと」
「そして彼らの事を嗅ぎ回っていたお嬢さんが捕まり、我らの存在を脅かすものとしてここに送られたと?」
「多分? Thonar Silver-Bloodも愛していた奥さんを、いつの間にか殺されてて死霊術で操られていたり、手痛い打撃は受けてたっぽいですが、その程度で同情すると思うなよ的な?」

だいたい、Stormcloakとやらが言っている「SkyrimをNordの手に取り戻せ」というスローガンですが、そのままForswornにも当てはまるですよね。Forswornを追い出した自分達こそ掠奪者の立場でありながら、よくまぁ恥ずかしげもなくそんなスローガンが打ち立てられたなと思うわけです。
先住民は人間では無い的な思想なんですかね…あ、Nordならホントに有りそうな気がしてきた。

「ではお嬢さんは、我々と敵対するつもりはないわけか」
「あるならこんな事言わないです。むしろこの街の仕組みが結構気に入らないので、一回ドカーンと暴れるつもりなら手を貸します勢いですよ」
「なるほど…ならばMadanachに会うといい」





「…ってBraigと言う人に言われてきたわけです」

「あのお節介か…Borkul the Beastが良くも貴様のような奴を通したものだ」
「あの顔塗ってある門番です? なんか意気投合しちゃって」

でもやっぱり叩き割るより切り裂く方がしっくりくるですよね。と首を傾げたら妙なものを見つけたような目で見られました。心外です。

「しかしお前を簡単に信用するわけにもいかん。まずはその忠義の証を示して貰おうか」
「はいはい、だろうと思いました。何をすればいいです?」
「ここの受刑者の中に、密告者がいる。私が自ら出向けばSilver-Bloodに知られる事になろうが、新入りのお前ならば今しばらくは何をしても気付かれまい…その間に密告者の口をきけなくしてくるがいい。その時こそ復讐の狼煙をあげるとしよう」

まぁそういうわけでして。
こういう環境の中で密告に回るという事は、甘い汁を吸わせて貰ったんでしょうけども。

「Madanachがよろしく言ってたですよ」





「ようこそ新たな兄弟よ。お前の言うとおり、我らは今こそ立ちあがろう」

「お前が太陽を忘れてしまわぬうちに。この計画を皆に伝える時が来たのだ」

Madanachは広場に仲間達を集めると長年練り込んできた計画について話しだしました。

この鉱山で長い事発掘を続けている間に、ドワーフ遺跡へと通じる横道を掘り当てたのだそうです。

それはMarkarthの街中へと繋がっており、Forswornの仲間達は少しずつその出口に、監視の目を盗んで武具を集めておいたのだとか。

私が捕まった時に奪われてた所持品も、仲間であるKaieが取り戻してくれたそうです。
…これだけ準備が揃ってたってことは、ええと。

「よくここまで辿りついた同士達よ! 私がお前達も大好きな部外者と話をしている間に支度を済ませてくれ」

「私が何もしなくても、普通に反乱は起こってたですね」
「いいや、誰かがこちらから目を反らす為に面倒事を起こしてくれねば成し遂げられなかった。親愛なる余所者に感謝しよう」
「むぅ、余所者ですか」

「そうともForswornにとってお前は余所者だ。だが、私が王国をこの手に取り戻した暁には、お前はそこで我らの兄弟となる。これを渡しておこう。我らの神の加護がお前にも宿るように」

Forswornの装束…の中でもかなり質の良いものを渡されました。
今回の騒動に関する感謝の意味と、兄弟である事の証なのでしょうか。

「了解です。なら今回はこれ以上は手出ししない方が良さそうです?」
「余所者は余所者らしく、Forswornに脅えその雄姿を目に焼き付けておくといい」

これ以上街のごたごたに巻き込まれないように…という配慮だと受け取っておくです。

「ではお別れですMadanach。あなたが国を取り戻す日を応援してるですよ」





取り返して貰った所持品で無くなっているものが無いか確かめ、装備を整えてから数日ぶりの外へ。

おお、やってます。やってます。
Thonar Silver-Bloodも出てきたようですが、Forswornの怒りと勢いは止まりません。

見てる限り、一般市民には手を出さないでGuardだけを倒して行ってる感じで…割と紳士です。
それにしても本当に外の空気を吸うのが久しぶりで…

「…何やら騒ぎが起こったと思えば、やっぱりお前か」

…久しぶりすぎて幻聴が聞こえた気がしましたけど、気のせいです。

「おいコラ、無視すん…オイ!」


*あまりにも俺の存在を無視しようとするので、後ろからどついてやったが問題は無い*

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Fus
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