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Skyrimねりあるき
29 . March
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13 . January
「久々のRiftenです、和みます!」

「そうか」


「盗賊ギルドが幅を利かせいる街で和むってのも、どうかと思うがな」
「Markarthは石ばっかりで息が詰まりそうだったので…水辺に森って素晴らしいとつくづく」

とはいえ、この街も問題は山積みなのは、暫く過ごして分ってはいるのですが。

「ところでElven装備はどうしたです?」
「他に拾ってたDwarven装備と一緒にBalimundに押し付けてきた。そのうち魔改造されて戻ってくるだろ」
「魔改造って…」

え、Balimundってそんな趣味があったです? と問いかければ、お前の革鎧だってそうだろうがと返答が返ってきました。
道理で他に似たような鎧を着た人に出会わないと…

「ねえ、武具がどうこうって、あんた達冒険者かい…? 悪いけど薬を分けてくれないかしら」

雑談をしつつ港を歩いていたら、Argonianの女性に呼び止められました。

「このままではRiften Fisheryでの職を失ってしまいそうなのよ、お願い」
「はぁ…薬ですか?」
「一年前に興味本位で手を出したSkoomaが体から抜けなくてね…回復薬を一つでいいの、そうすれば今度こそ毒を浄化できるんだけど」

Skooma中毒って、回復薬でどうにかなるものだったのでしょうか。
少し不安だったのでCure Diseaseのポーションも一緒に渡すと、飛び上がらんばかりの勢いで感謝されました。

「ありがとう、あんたの優しさに感謝するよ…! これで仕事を続けることができる」
「それは構いませんが…Skoomaなんてどこで手に入れたです?」
「やめておくれ。それをアタシが口にしたと知れたら、殺されちまう!」
「まぁまぁ、そう仰らずに」





「ここがRiftenのJarlがいる砦ですか」
「今まで来た事がなかったのか?」
「特に用事もありませんでしたから」

といいますか、街のお偉いさんにホイホイ会えるものだとは思っていなかったのですが。
冒険者に山賊退治なんかを依頼する場合もあるので、門は広く開放されているのだそうで。

「まぁ…行けば分るが、驚くなよ」
「え、どういう意味です? というかMarcurioは」
「俺は宿に戻る、終わったら呼びに来い」





「貴女の噂は聞いたことがあります。Maraの聖堂にいる名無しの余所者さん…そうよね、Anuriel?」

え。

「そのとおりでございますLaila様。この街に起こるささやかな問題を、いくつか解決した功績をお持ちです」

え、え…?

「ええと、失礼ですが…私なぞの事をご存じで?」

「勿論ですとも。そのうち呼び寄せて報償を与えねばならぬと思っていたのですよ…そうよね、Anuriel」
「そのとおりでございますLaila様…ああ、新たな報告が入りました。Skooma中毒の女性を救ったとか」
「まぁ、なんて素晴らしい事でしょう! やはり報償を与えねばなりませんね、Anuriel」
「そのとおりでございますね、Laila様」

いや…いやいやいや、えーっと。

「この街で起こった事を、把握してらっしゃるです…?」
「私はこの街のJarlですから。その程度の事は当然でしょう…そうですよね、Anuriel」
「素晴らしき御心がけかと存じます、Laila様」
「は、はぁ…さようでございますか。なら、私が何故ここに来たかも、ご存じだったりしますでしょうか」
「その素晴らしき働きの報償を受け取りにきたのでしょう? 少し待っていて頂戴、すぐに手配を…Anuriel」
「はい、少々お待ち下さいませLaila様」
「いえいえいえ、違います。違いますから!」

あ、どうしようこの人達。
すごく疲れる。





「驚いただろ」
「なんなんです、あの頭の中がお花畑なお二方は…!」

どうにかSkoomaの売人が潜んでいるらしい倉庫の鍵を預かりましたが、それまでに何度、報償とやらを押し付けられそうになった事か。

「悪い方々ではないんだがな…まぁ、上がアレだからこの街はこうなわけだ」
「よくあれで、Jarlが務められてますね…」
「この街の実質の支配者は、Maven Black-Briorだからな」
「Ingun Black-Briorは、ちょっと変わってるけどいい子なのになぁ」

ブツブツ言ってても事態は進行しませんので、とりあえず倉庫に乗り込みます。

「Skooma売買の証拠を掴めばいいんだな?」
「できれば、どこから仕入れているかの情報を見つけるのが、一番だと思うのですが」
「そううまく行きゃあいいけどな…ガッ」

「Marcurio?!」

突然の呻きに振り返れば、メイスを脳天に叩きつけられる魔術師の姿が目に入り。

「Marcurioに何するですか!」
「アア? てめぇら、どうやってここに入ってきた! おい、侵入者だ、やっちまッ」

「やっちまわれるのは、そっちですよ」





「おい、短剣…」
「…余裕がありませんでした」

「いや…俺のミスだな。怪我は」
「こっちの台詞です」
「治癒をかけた、問題ない…さっさと家探しして出るか」





「まぁ、それではSkooma売人の大元を叩きつぶしたというのですね?」

「Cragslane Cavernを拠点にしていた者たちは全て。Skyrim全土とは言えませんが、このRiftenに害をなす杞憂は潰せたかと」

潰した拠点の場所と、証拠品として何本かのSkoomaを差し出すとRiften Jarlは手を叩いて喜びます。

「素晴らしい、本当に素晴らしいわ、ねぇAnuriel!」
「まことでございますねLaila様」

「お褒めにあずかり光栄です」
「貴女にその自覚があるかは分りませんが、これは本当に偉大な功績なんですよ。今まで貴女がこの街にもたらした幸福も含め、私はそれに相応しい恩恵を与えなければなりません…Anuriel」
「はい、Laila様…名無しの余所者よ、後ほど貴女に書状を送ります。受け取り、内容を理解したら、再び訪れてください」





「お前、普通の敬語も話せたんだな」
「何を言っているんですか、普段から話しているでしょう」
「いつもはもっと妙な訛りがあるだろうが…つーか」
「なんですか」

「いい加減に機嫌直せ、悪かったから」
「別に怒ってなどいませんから、お気づかいなく」
「嘘つけ」


*必死になるかどうか…はともかく、仲間が危機にさらされると機嫌は下降するらしい*

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