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Skyrimねりあるき
19 . July
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01 . January
「だって毎日がつまらないんですもの」
「つまらないですって? あなたにはこの作物達の重要性が分からない?」

「分かってる、分かってるわよ! でもたまには休んだっていいじゃない」



道を見失ってしまったのでウロウロと探していたら、突然言い争う女性の声が聞こえました。
ここはどうやら農場のようです。
言い争いも気になりましたが、それ以上に頭に響く高音が周囲にこだましているのですが、一体何の音…

うわぁ。

「つかぬ事を伺いますが、あのNirnrootはあなたが育てて?」
「ええ、そうですよ旅の方。種子からNirnrootを育てられるのは、今は私しかいないでしょうね」
「へぇぇ、すごいです!」

「いえ、本当に凄いのは私の師匠なのよ」
「お師匠様が居たですか」
「そうよ。彼は私にNirnrootの知られざる特性を全て教えてくれたわ」

そこまで話すと、女性は少し遠い目をして薄く笑いました。

「長い事、彼の姿を見ていないのよ。今頃何をしているのかしら」





「Jazbay Grapes?」
「新しくNirnrootを育てる土を作るのに、20個ほど必要なのだそうです」
「北の方に行けば生えてるが、連金術の店を巡った方が早いぞ」

「あと、育て方を教えてくれたお師匠様が、居なくなったそうで」
「Nirnrootを育てる研究者ね…Sinderionとかって名前じゃなかったか」
「そういえば名前を聞くの忘れたです…Sinderion?」

「AltmerのAlchemistだ。CyrodiilでNirnrootの研究をしてる、変わり者の爺さんなんだが」
「なんか、聞き覚えが…一時期、彼のせいでCyrodiilのNirnrootが、絶滅しかけたとか何とか?」
「正しくは、彼の研究を手伝ってた助手のせい…って話しだけどな」
「そのSinderionが、CyrodiilからSkyrimに来てるです?」
「彼の他に、育成までをも成功させそうな学者は、心当たりがない…つーか」

「Ivarsteadはこっちと…はい?」
「お前、Cyrodiilの人間だろ」

…ええと?

「そうなのです?」
「Skyrimの人間は魔術関連を嫌うからな。これを知ってるのはよほどの変わり者かSkyrimの外の奴だ」
「はぁ、なるほど…Marcurioは変わり者なのですね」
「おま…いや、もういい」





「やぁ、君たちはImperialか」

立札に従い道を進んでいますと、Dunmerの男性に声を掛けられました。
途中まで道が同じらしく、しばし談笑しつつ進みます。

「Legionに加入するためにSolitudeを目指している途中でね」
「Imperial Legionです?」
「そうとも、Empireは良き統治者だからな…少なくともStormcloaksなんてクソ共よりは数倍マシだ」
「すとう…?」
「後で説明してやる」

知らぬ単語が出てきたのでMarcurioに助けを求めましたが、さらりと流されてしまいました。
さっき変わり者って言ったのを根に持ってるですか、懐の狭い人ですね。

「Stormcloaksを知らないのか」
「悪いな、コイツはちょいと箱入りでね。見分を広めている途中なのさ」

Marcurioの言葉を真に受けたのか、Dunmerの男性は神妙に何度も頷きます。

「いえあの…箱入りって」
「何も間違ってないだろ」
「ハハ、Stormcloaksは反乱軍だよ。Nord原理主義…Nord以外の人間をゴミのように扱う差別主義者の集まりさ」

「見分を広めている途中ならば、是非とも世を広く見て欲しい。Nordの奴らがいかに独善的か、我々のような故郷を追われ住む場所を無くしたDunmer達が、どれほどの差別の中で生きているか」

道が分かれ互いに挨拶をする最中、吐き捨てるようにそう言うとDunmerの男性は去って行きました。

「差別…ですかぁ」
「Imperialは差別をしない。だからこそ、真の意味で差別される事も少ない…あいつらが差別されるのは、今まであいつらがしてきた差別の反動でもあるんだが」
「Dunmer、嫌いです?」
「ElfよりはDwemerに興味があるな」
「Dwemerの機械仕掛けは萌えるですねー…あ!」

「つきました、つきましたよ、Ivarsteadですよ!」
「分かったから落ち着け」


*Khajiitにゃんに関しては別ベクトルで差別したい主義です*

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